3月11日の14:46大地震が起こりました。
私は群馬県に住んでいますがこれほど離れた所でもとても大きな揺れを感じました。
ちょうど仕事に入る直前でした。
現在飲食店で働いているのですが着替えるのが時間の掛かる制服なため更衣室でせっせと着替えていたのですが、外で休憩をしていた仕事仲間が騒ぎ出していました。
ハンガーにかけている服が揺れているので地震だと気付きました。
地震なんて久しぶりだとすぐおさまると思い気にしなかったのですが
揺れはおさまらずだんだん強くなっていきました。
狭い更衣室でロッカーに潰されたら危ないので更衣室からは出ました。
食事に来ていた方々の叫び声が聞こえてきます。
店の人達は皆外に避難出来たんですが
私はというととても外に出られる姿ではなかったんです!!
どうしようどんどん強くなるよ!!
更衣室の前でテーブルにしがみつきながら一人ヒィヒィ嘆いてました。
正直建物が崩れて生き埋めになってしまうという恐怖がよぎりました。
しかし少しずつ揺れはおさまり…
すーっといつもの日常に。
数秒間放心状態
コートを羽織って外に出るというのは頭にありませんでした;;
なんとか店は再開出来ました。
幸い壊れたという事はなく物品が倒れる程度の被害で済みました。
一応不安になり家族への連絡をしてみますが案の定繋がらず。
昼間の営業中、比較的落ち着いているつもりでしたが
思いもよらない所で手が止まったりどこに運ぼうとしているのか分からなくなったりと内心混乱していました。
仕事仲間と合間情報を見ていて驚きました。
震源地が遠いのにこの揺れ。
宮城県の被害状況を携帯で見ている人もいてまた一層不安に。
電話やメール機能はパンク状態。
それでも2時間後には家族のメールが返ってきました。
一刻も早く帰ってニュースを見るべきだろうと車を出すも大渋滞。
しかもニュースどころか電気がストップしていた私の家の地域。
こういう時はラジオ頼りです。
家にラジオがあってよかった。
ガスまでは止まっていたかは分かりませんがどちらにしてもうちはHIなのでお湯を湧かすもまず電気がなければ意味がない…。
仕事から帰る途中のコンビニで家族の食料を買っていきますが
すでにおにぎりは空っぽ。
あともう一歩遅ければ弁当も無くなっていた所でした。
暖房が使えない中厚着とろうそくの暗闇で食事。
息が白い…。
こういう時こそ温かいお茶が飲みたいのに…。
電力が回復する様子はないのでとにかくそのまま寝る事に。
布団がまた寒い…。
暖房の有り難さを思い知る。
眠っていても余震などが来るため寝起きを繰り返し明るくなってからニュースを確認。
ここは本当に日本なのだろうかと思う光景。
12日は仕事は無かったので1日中家で洗濯やら色々やっていましたがテレビから目が離せず。
少しでも気分を変えようとしますがとても絵を描ける気分になれず…。
今もまだ被害が出続けている現実。
一日でも早く助かる人達を願うばかりです。